ライバルチーム調査、第6回目は、昨年
FC岐阜と共に新規加入ながら、12位と健闘した
ロアッソ熊本です。新規加入チームは初年度はそこそこ活躍するものの、2年目以降は相手チームに戦術を研究されて初年度より成績が悪くなるという傾向がありますので、果たして2年目のジンクスを打ち破れるか注目です。
ロアッソ熊本というと、やはりなんと言っても
藤田俊哉の加入でしょう。スポンサーの協力もあって獲得できたそうですが、
ジュビロ磐田の黄金期を支えた中心選手でもあり、戦力アップならびにプロ意識や観客動員面など、その効果は絶大と言っても過言ではないでしょう。地元が生んだ初めてのスタープレイヤーに振られた我らが
愛媛FCにとっては誠にうらやましい限りです。(涙)
監督:
北野 誠(ヘッドコーチより昇格)
GK:1
吉田 智志、21
小林 弘記、31
稲田 康志、41
木下 正貴
DF:2
網田 慎、3
河端 和哉、4
山下 訓広、6
福王 忠世、15
市村 篤司、16
矢野 大輔、20
チョ ソンジン、24
車 智鎬(チャ ジホ)
MF:5
山口 武士、7
松岡 康暢、8
喜名 哲裕、13
大迫 希、18
石井 俊也、22
吉井 孝輔、23
西 弘則、25
西森 正明、26
山本 翔平、27
宮崎 大志郎、28
藤田 俊哉、33
小森田 友明
FW:9
中山 悟志、10
木島 良輔、11
宇留野 純、14
井畑 翔太郎、17
山内 祐一、19
吉川 ウイリアム
※ 赤字は今期より加入
愛媛県の関係者ですが、なんと一人も見当たりません。フロントまでは調べてませんが、まったく関係ないというのはなかなか珍しいんじゃないでしょうか。あと、割と地元の
熊本県出身者が多く、県民チームとしての色合いが濃いようです。(ただし、九州の他の県出身者は少ないようです)
さて、補強についてですが、前述の5チーム比べると少し色合いが違います。昨年攻撃の中心で12位のチームでありながらJ2の得点ランキング2位となった得点減の
高橋泰を
アビスパ福岡に強奪されるという事件はあったものの、ベースとなる戦術、選手構成は昨シーズンをベースとしており、チーム全体としての共通認識は高く、意外と侮れないのではないでしょうか。新規加入選手で目立つところとして、
石井・
藤田のダブル"としや"コンビがJ1での経験も豊富であり、J2でも上位チーム並の選手を補強をできたと言えます。また大学チームの強豪
流通経済大学から
山下・
西の2名、そしてもう一人の"大迫"13番の
大迫希も入団しており、このあたりが育つとなかなか侮れなく、ダークホースの匂いさえ感じさせます。問題はやはり、
高橋の抜けた穴が問題ですが、
ヴァンフォーレ甲府から
宇留野を獲得しており、藤田と二人でどれだけ彼の穴を埋められるかが鍵となることでしょう。
トレーニングマッチ状況
1月27日 ロアッソ熊本 10-2 熊本県大学選抜
1月30日 ロアッソ熊本 2-1 ファジアーノ岡山
1月31日 ロアッソ熊本 3-2 ニューウェーブ北九州
2月10日 ロアッソ熊本 0-1 全北現代
2月11日 ロアッソ熊本 0-1 モンテディオ山形
2月14日 ロアッソ熊本 1-6 名古屋グランパス
2月16日 ロアッソ熊本 1-2 ジュビロ磐田
2月19日 ロアッソ熊本 1-2 ベガルタ仙台
2月22日 ロアッソ熊本 2-2 サガン鳥栖
2月28日 ロアッソ熊本 3-1 V・ファーレン長崎
トレーニングマッチの結果を調べるまではそこそこやれるかと思いましたが、見事に全試合失点してますね。どうやら主力選手に怪我人がでているらしいようですが、開幕までに何人が帰ってくるか、また長丁場を戦うためにフィジカルを鍛えるべきこの時期にトレーニングできていないのがどうでるか、少し心配な不安要素かもしれません。
怪我人
12/27
網田慎 左第5中足骨骨折(全治8週間)
2/13
喜名哲裕 右膝関節軟骨損傷(全治未定)
2/15
西森正明 右大腿直筋肉離れ(全治4週間)
2/16
福王忠世 右外傷性気胸(全治4週間)
2/22
石井俊也 左眼瞼打撲・挫創(全治1週間)
熊本には昨年1勝2敗と負け越してますので、今年はせめて1勝2分ぐらいで行ってもらいましょう。
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- 2009/03/01(日) 00:33:33|
- 愛媛FC|
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