田中 俊也(たなか としや Toshiya Tanaka)
愛媛度:★★★☆☆
生年月日:1984年11月12日生まれ
出身地:石川県金沢市
出身校:星稜
職業:プロサッカー選手
知名度:三段目級
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愛媛FCのFW。大リーグの松井秀喜選手の出身校として有名な石川県のスポーツ強豪校星稜高校サッカー部に在籍し、全国大会で通算12得点を挙げるなど大活躍した後、サンフレッチェ広島に入団した。しかしながら、期待されたほどの活躍はできず、出場も3年間で7試合に留まり、2005年に出場機会を求めて、当時JFLでJリーグ昇格を目指していた愛媛FCにレンタルで移籍した。その後、昇格をかけた試合や肝心な場面での活躍もあって、2006年のJリーグ昇格と同時に完全移籍を果たし、現在に至る。
Jリーグ昇格初年度の2006年は、47試合の出場で14得点と点取り屋としてはまずまずの活躍をしたものの、2年目、3年目はそれぞれ5得点(出場28試合)7得点(出場35試合)と年々活躍の印象が薄れつつある。
プレイスタイルは典型的なセンターフォワードタイプであり、長所は得点の嗅覚に優れたポジション取りのうまさにあると言え、少ない出場時間の中でもチャンスシーンでボールに絡み、シュートを狙うシーンをよく見ることができる。しかしながら問題はその決定力にあり、決定的なチャンスには幾度も顔を出しているものの、シュート直前で持ち替えたり、切り返したりするなどして、結果相手DFに詰められ微妙に枠を外すなど、肝心な場面でバタバタしている印象が強い。自分の短所は優柔不断と答えているが、それがプレーにも現れていることが残念な所である。またボールに飛び込んで半歩足らないというシーンがよくあるため、FWとしてのアジリティは多少不足しているかもしれない。
スピードやテクニックは全くないとは言えないが、サイドに流れてプレイすることもできる内村(ただし彼はMF出身ではあるが)や、1.5列目に下がってチャンスメイクなどを行うこともできる大木などとは違い、そのプレイの幅はかなり狭いと言える。そういった関係もあり、同様に典型的なセンターフォワードタイプであるジョジマールとの併用は少ないが、個人的にはシュートテクニックや運動能力に優れながら、ポジション取りの悪いジョジマールとは間逆であるため、お互いがコーチングし合えばかなりプラスなのではないかと感じる。
好きな食べ物は白子、嫌いな食べ物はイクラ、セロリ、ピクルス。通称はほとんど誰も呼んでないが、その風貌や母校の先輩松井にちなんで"オレンジゴジラ"。
愛媛に来てすでに5年目であり、JFL時代からここぞという場面で活躍してきた選手であるだけに、覚醒の待たれる選手である。
そういえば、VVVフェンロで大活躍して世界でも名前の売れ始めた本田圭佑も星稜高校出身で、彼の2年後輩である。先輩も鼻高々?
愛媛の有名人 スポーツ編
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- 2009/06/20(土) 00:44:32|
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