愛媛FCまたまた3失点です。チャンスをしっかりときめる好調な攻撃陣に対して、あれよあれよという間に失点してしまう守備陣では勝てるはずもありませんでした。
今回も失点するなら複数失点だと予想しましたが、前半の早いうちに2失点と、残念ながら悪い予感が当たってしまいました。
まず試合開始直後の1失点目ですが、あれは決めた
高地選手がすばらしかったですね。マークどうこうではなくナイスミドルでした。ありゃキーパーの神セーブを期待するしかない形でした。愛媛FCの中盤も最近いいミドル打ってますが、ああいう姿勢はどんどん見習ってほしいですね。
で、次の2点目がよくなかったですね。これが問題でした。スローイン(だったのかな?)のボールに対して柴小屋君が目測を誤り、中途半端なジャンプをしたせいか、後ろで見ていた選手(誰かよく分かりませんでしたが金守君かな?)があれ?という形でボールウォッチャーになってしまい、194センチの巨人
ハーフナー・マイク(お父さん
ディド・ハーフナー:懐かしい~)がどフリーな状態でシュートを決めてしまいました。
これは組織的な守備の問題というより、集中力の欠如、ボールウォッチャーになってしまう悪い癖(スペースに入ってくる選手に全く対応できない)、球際の厳しさ(相手選手への詰め)が足りない、守備の際の危険予知意識の欠如(ボールから離れている選手は基本的に棒立ち)など、ここ最近の失点原因が詰まったようなシーンでした。
最近の大量失点は
アライール不在やGk
山本君に最近見られるポカなどが原因とされてますが、この2つが無くても第2クールのここまでの失点が0になったとは思えません。問題は連戦の疲れからくる、頭の疲労(失点シーンに麻痺してきている)もあると思いますが、連携不足という言い訳や誰かの選手のせい(前にも書きましたがGKのファンブルなどで失点した際に味方選手が誰も声をかえけないのは、すべてをGKのせいにしているようでなりません)にするのではなく、もうちょっと失点に対して各選手が責任と緊張のようなものを持ってもらいたいと思います。
荒療治かとは思いますが、思い切ってGKを
兼田君にしてみて同時に中盤に
越智君を起用するのも面白いんじゃないでしょうか。こうすることによってDFラインは若い彼らをなんとか助けてやらなければいけないという集中力や緊張も生まれ、同時に若手育成にもつながるかと思います。また、1度3バックにしてみるなど、ドラスティックな変化をつけてやるのもいいのではないでしょうか。
アライールの復帰を待ちつつ、GKを
加藤選手に代えてみるのは簡単ですが、それでは対症療法(風邪をひいたので薬を飲むなど)であって、根本の解決にはならないかと思います。自分達がなぜ今風邪をひいている(大量失点している)がを自覚させるためにも、一度裸で雨の中を走らせてみる(思い切った手段に出てみる)ことも必要でしょう。
それでまた風邪をひくかもしれませんが、集中(気合を入れて)してアフターケアさえすれば、意外となんともないもんです。次節は
望月監督が対症療法にでるか原因療法にでるか、期待せずに待ちたいと思います。
(第24節結果)
愛媛FC 2-3 サガン鳥栖
GK:山本
DF:三上(10分→柴小屋)、、吉川、金守、高杉
MF:横谷、田森、永井、赤井
FW:ジョジマール(45分→大木)、内村
ベンチ:加藤、柴小屋、大山、田中、大木
- 2009/06/28(日) 12:14:57|
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